新幹線が新青森駅に停まり、駅の外に出た瞬間、 空気が違うんです。
東京や大阪では感じられない、冷たい風にりんごの香りが混ざっています。 日本本州の最果て、青森。 ここはまだほとんど知られていない、日本の宝物のような場所です。
青森に行くべき理由
夏には巨大なねぶた灯籠が街を練り歩く、日本最大級のお祭りが開催され、 秋には奥入瀬渓流の紅葉が水墨画のように色づきます。 世界的な現代アートに太宰治の文学、 そして日本一のりんごまで — 青森は一度来たら必ずまた来たくなる場所です。
ねぶたの家 ワ・ラッセ — お祭りを365日体験する
青森駅から徒歩1分。 高さ5メートル、幅9メートルの巨大なねぶたが照明の中で輝いています。
毎年8月2日から7日まで開催される青森ねぶた祭り。 300万人が集まるこのお祭りを直接見られなくても、 ワ・ラッセで実物のねぶたの前に立てば、その圧倒的なエネルギーを感じられますよ。
すぐ隣のA-FACTORYで、青森りんごのシードルを一杯いかがですか。 りんごブランデーの試飲もできますよ。
のっけ丼 — 自分だけの海鮮丼を作る
青森駅から徒歩5分、青森魚菜センター。 ここでは食券(10枚1,500円)を買って、 市場内30軒ほどのお店を回りながら好きな海鮮を自分で選びます。
大トロ、いくら、ホタテ、甘エビ — ご飯の上に自分の好きなものをたっぷり載せたら、世界一幸せな海鮮丼のできあがりです。
朝7時オープンです。早く行けば空いていて、新鮮なネタから選べますよ。
奥入瀬渓流 — 日本で最も美しい散歩道
十和田湖から流れ出る14キロメートルの渓流。 苔むした岩の間に大小14もの滝が続いています。
特に10月中旬、紅葉が見頃の奥入瀬は一幅の水墨画のよう。 雲井の滝の前に立つと、水の音と風の音だけが残って、 都会の疲れがすべて洗い流されていくのを感じます。
石ヶ戸休憩所に車を停めて徒歩散策するのが一番便利です。 渓流沿いの遊歩道がよく整備されていて、誰でも歩けますよ。
十和田市現代美術館 — 小さな街の世界的な美術館
草間彌生の巨大な花、ロン・ミュエクの少年像、ソ・ドホの家。 世界的な現代アートの巨匠たちの作品が、建物の内外を埋め尽くしています。
人口6万人の小さな街にこんな美術館があるなんて — アートに興味がなくても驚かされるし、興味があれば感動しますよ。
屋外の彫刻作品は無料。奥入瀬と同じ日に訪れると効率的です。
弘前 — りんごの王国
日本一のりんご生産量を誇る青森。 その中心にあるのが弘前りんご公園です。
65品種1,300本のりんごの木の間を歩きながら、 収穫シーズン(8〜11月)には自分でりんごを摘んで食べられます。 岩木山を背景にしたりんご畑の風景は、SNS映えも最高ですよ。
弘前城の桜(4月下旬〜5月初旬)も日本トップクラスです。 りんごのシーズンと桜のシーズン、二度来ても惜しくない街です。
八甲田山 — 四季の山
ロープウェーで10分、標高1,324mの山頂へ。 冬にはスノーモンスター(樹氷)が、秋には360度の紅葉が広がります。
晴れた日には北海道まで見えるそうですが、 正直なところ霧が多い山なので、晴れた日に当たれば幸運ですよ。
冬の樹氷シーズン(1〜3月)が一番人気。 八甲田山の麓にある酸ヶ湯温泉の「千人風呂」は混浴露天風呂として有名です。
旅の準備チェックリスト
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 交通 | 東京 → 新青森駅 新幹線3時間20分 |
| おすすめ時期 | 夏(ねぶた 8月)、秋(紅葉 10月)、冬(樹氷 1〜3月) |
| おすすめ日程 | 3泊4日(青森市2泊 + 十和田・奥入瀬1泊) |
| 予算 | 1人1日 約15,000〜20,000円(食事・宿泊込み) |
| レンタカー | 奥入瀬、弘前訪問時は必須 |
| 宿泊 | 青森駅周辺ビジネスホテル + 奥入瀬 星野リゾートがおすすめ |


