「京都は観光客が多すぎて…」
そんな悩みを持ったことがあるなら、修善寺が答えです。
東京から約2時間。伊豆半島の山あいにひっそりと佇むこの小さな温泉の里は、 京都の嵐山を小さくしたような雰囲気なのに、 観光客は10分の1もいないんです。
なぜ修善寺なのか
渓谷の上に架かる赤い橋、両側に並ぶ木造の旅館、 苔むしたお寺の境内、竹が風に揺れる音。
これがすべて歩いて10分以内にあるんです。 大きな見どころがあるわけではありません。 でも、何もしないで時間を過ごすのにこれ以上の場所はなかなかありませんよ。
修禅寺
修善寺の地名の由来となったお寺。 807年に空海(弘法大師)が開いたと伝えられています。
小さなお寺ですが、境内に足を踏み入れると、樹齢数百年の木々が作り出す 木陰と静寂が、心をすっと落ち着かせてくれます。
- 拝観:無料(宝物館 300円)
- 修善寺温泉バス停から徒歩3分
竹林の小径
修善寺のハイライト。 竹が両側にびっしりと並ぶ約300メートルの散策路です。
京都嵐山の竹林に比べると規模はずっと小さいですが、 人がほとんどいないので、竹が風に揺れる音を 存分に感じることができます。これが本当の魅力なんです。
途中に円形のベンチがあります。 ここに座って空を見上げると、竹の隙間から空が丸く見えますよ。
ベストタイム:早朝(8〜9時)または夕暮れ時。日中よりも光がやわらかい時間帯がずっと美しいです。
桂川沿いの散歩
修善寺の中心を流れる小さな渓谷。 渓谷の上に5つの赤い橋が架かっています。
それぞれの橋には恋愛にまつわる名前が付いていて(結ばれ橋、寄り添い橋など)、 カップルの旅行者に人気がありますが、 ひとりで行っても渓谷のせせらぎと赤い橋の組み合わせは十分に素敵です。
秋(11月中旬〜12月初旬)には紅葉が渓谷に映り込んで、 赤い橋+赤い紅葉+澄んだ渓流の三重の風景が広がります。
温泉を楽しむ
修善寺には大きく分けて2つの温泉体験があります。
1. 旅館の温泉
修善寺の旅館はほとんどが渓谷を眺められる露天風呂を備えています。 宿泊しなくても日帰り入浴ができるところもありますよ。
おすすめ:あらい旅館 — 日帰り入浴 1,500円
2. 独鈷の湯
渓谷のまん中にある小さな足湯。 空海が独鈷杵で地面を叩いたら温泉が湧き出したという伝説がある場所です。 現在は足湯として運営(無料)。
グルメ
天城わさびそば 伊豆の名物、生わさびを自分でおろして蕎麦にのせて食べる体験。 水道水ではなく伊豆の地下水で打った蕎麦は、香りが違います。 1,200円〜
アクセス
| 出発地 | 交通手段 | 所要時間 | 料金 |
|---|---|---|---|
| 東京 | 新幹線→三島→伊豆箱根鉄道 | 約2時間 | 5,000円〜 |
| 三島 | 伊豆箱根鉄道 | 35分 | 520円 |
| 静岡 | JR→三島→伊豆箱根 | 約1時間30分 | 2,500円〜 |

